【和歌山】日高町が県史跡を重機で無断造成 本丸など大部分が破壊され修復は不可能 at NEWSPLUS
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1:ニライカナイφ ★
18/10/21 18:05:09.74 CAP_USER9.net
和歌山県日高町は19日、県と町の教育委員会が「埋蔵文化財包蔵地」に認定している天路山(てんじやま)城跡(同町比井)で、県の許可を受けず無断で造成工事をしていたと発表した。
本丸や二の丸の一部を含む大部分が破壊され、修復は不可能という。
町は「担当者が遺跡の位置を正確に把握せず、工事の範囲に入っていないと思い込んでいた」と説明している。
城跡は天正年間の1573〜92年、紀伊水道に面した山地に紀伊国亀山城主・湯川直春が築城。
歴史的意義を踏まえ、県と町の教委が協議して平成元年、埋蔵文化財包蔵地に認定している。
町などによると、造成工事は本来、避難広場2カ所(計約2600平方メートル)と約1キロの道路を、城跡を避ける形で周辺に整備する計画で、平成26年度に着工。
33年度に完成する予定だった。
しかし、実際の造成工事では、掘削などのため本丸と二の丸の一部に加え、平時の住居に当たる土居と防御用の一ノ曲輪(くるわ)の大部分が重機などで破壊された。
県教委文化遺産課によると、埋蔵文化財包蔵地で工事をする場合、管理する自治体が県に通知する必要がある。
町では事前に工事を計画した際、工事担当の産業建設課から城跡を管理する教委に対し、工事範囲に遺跡が含まれるか問い合わせたところ、教委の担当者が誤って含まれていないと回答したため、造成工事されたという。
先月11日に近隣住民から「工事が文化財の一部にかかっているのでは」と県に問い合わせがあり、県が町教委に確認したところ、町教委は当初「問題ない」と回答。
しかし県の担当者が同13日、現地を調査し、破壊が判明した。
破壊された城跡について町教委の担当者は「工事前にどのような形だったか分からず、復旧は不可能。
残された部分については現状保存できるよう工事設計を変更する」としている。 
一方、「日本城郭史学会」の水島大二委員は「当時の有力者だった湯川氏の城郭配置や日高平野の関連遺跡の解明につながる史跡で、中心部の消滅は解明材料の大黒柱を失ったことになる」と話した。
写真=重機が入り、無断造成された日高町の天路山城跡=9月13日
URLリンク(www.sankei.com)
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