【社会】認められなかった「災害関連死」　発電機CO中毒妹の無念「停電なければ…」　北海道

【社会】認められなかった「災害関連死」　発電機CO中毒妹の無念「停電なければ…」　北海道 at NEWSPLUS

1:ガーディス ★
18/10/13 12:42:04.24 CAP_USER9.net
女性：「本当にね…まだまだ…ね、現場で働けたのにね…残念な思いでいっぱいです。停電がなければね」
　北海道上富良野町。まだ納められていない遺骨がある家で、話を聞かせてくれた女性。
　女性の兄は北海道胆振東部地震のあった9月6日の翌朝、部屋のソファで亡くなっていました。
　屋内で、ガソリン式の発電機を使ったことによる一酸化炭素中毒でした。自営業だった兄は70歳。
　自宅とつながっている店舗の玄関に発電機があり、発電機はテレビと照明につながっていました。
　発電機は、6日午後6時すぎから、屋内で使っていたとみられています。
　玄関や窓は、閉まっていました。
　
　発電機は、屋内で使用すると不完全燃焼を起こし、一酸化中毒になる恐れがあります。
　一酸化炭素は、少量であっても血液に取り込まれると死に至ることがあり、非常に危険です。男性も室内で使うことの危険性は知っていたはずでした。

　町中の電気が消えたあの時、道民は復旧のめどを知りたがっていました。
　（9月6日午前6時北海道電力の会見）
　記者：「Q. 全道的な停電のきっかけとなる発電所がわからない? 」
　北電の担当者：「…。今の段階といたしましては、いつ全復旧するかは未定となっております」
　9月6日午前8時15分世耕弘成経済産業相：「経産省としては、数時間以内に電力復旧のめどを立てるよう指示をした」
　しかし、復旧の鍵を握る北海道最大の苫東厚真火力発電所は、すでに損傷を受けていました。
　先行きは、不透明になっていきます。
　9月6日正午世耕経産相：「北海道全域が完全に復旧するまでには、少なくとも1週間以上かかる見通しとなります」
不安のなか、携帯電話が充電できる場所には、多くの人であふれました。
　一酸化炭素中毒で亡くなった上富良野町の男性も、ライフラインの情報を得ようとしていました。
　女性（CO中毒で死亡した男性の妹）：「1週間も（電気が）来ないっていう報道があって、それじゃあ大変だって、どこかで情報仕入れなきゃって思ったんでしょうね。ほんの少ししか燃料は入れていなくて。短時間の間だったと思います…」
　女性：「安らかな顔で眠るような顔で、リモコンを握りしめて亡くなっていました」
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)

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