【京都】崇仁地区、差別を過去に 市立芸大生と町おこし 「移転後も学生は学校に閉じこもらず、街に出て私たちとふれあってほしい」
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1:樽悶 ★
18/08/16 15:55:24.73 CAP_USER9.net
京都市立芸術大学の移転予定地の一角に期間限定でオープンした屋台村「崇仁新町」=京都市下京区で2018年7月12日、川平愛撮影
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京都市立芸大移転予定地
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京都の玄関口、JR京都駅東に広がる同市下京区の崇仁(すうじん)地区で2023年の市立芸術大(西京区)移転を控え、住民と学生が食やアートを生かして町おこしに取り組んでいる。地区は長年、部落差別に苦しみ、近年は住民の高齢化と流出も問題化していた。地元の「ソウルフード」も楽しめ、人気を集める屋台村「崇仁新町」や、廃校で芸大卒業生らの作品を展示するギャラリーなどでにぎわい作りを目指す。
屋台村は大学建設予定地に2月、工事開始までの2年半の期間限定でオープン。焼き鳥などからお好み焼きに似た地元料理「ちょぼ焼き」、ハンバーガーまでコンテナで営業する飲食店が16軒。京都駅の東約400メートル、徒歩約5分と立地もよくサラリーマンや外国人観光客らで連日にぎわい、月平均2万5000人が訪れる。
地元自治会の役員や大学教授らによる一般社団法人「渉成楽市洛座」が運営。代表理事の池田正治さん(63)は屋台村で、牛ホルモンのレバーとミノを揚げた「レバ天・ミノ天」を前に「これは崇仁のソウルフード。昔は銭湯の前に屋台があって、風呂上がりの楽しみやった」と笑う。建物配置の考案や、施設内の舞台でのライブペイントなどアートの催しの開催などで市立芸大の学生らも協力。池田さんは「地区外の人や学生との交流で地区への理解も深まる。こうした取り組みを同和問題の解消に役立てたい」と期待を込める。
予定地には閉校した市立崇仁小学校の職員室を利用したギャラリーも。2年後の解体工事まで、市立芸大の卒業生らの作品を展示する。市立芸大デザイン科3年、麻生あおいさん(21)は「授業の作品制作を通じて住民の話を聞き、地域への強い愛着を感じた。大学と地域がうまく連携できたら」と願う。
地区は明治期、融資を受けることが難しかった住民の手で金融機関「柳原銀行」が設立されたことで知られる。かつては老朽化した住宅が多数、密集する地域だった。劣悪な住環境改善を目指す公営住宅建設などのインフラ整備は遅れ、近年は高齢化と若年層の流出が進んだ。戦後すぐに約6000人いたという住民は15年には約1400人に減った。
そんな中、市立芸大の移転計画が浮上し地元住民も賛同。14年に移転が決まった。美術、音楽の2学部などで約3万8000平方メートルのキャンパスを教職員と学生計1200人が利用する見込み。地元自治会「崇仁自治連合会」の会長、菱田不二三(ふじみ)さん(68)は「移転後も学生は学校に閉じこもらず、街に出て私たちとふれあってほしい」と語る。【野口由紀】
毎日新聞 2018年8月16日 13時11分(最終更新 8月16日 13時24分)
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