【研究】ウナギ、コカイン中毒の可能性 at NEWSPLUS
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1:ガーディス ★
18/06/25 11:11:24.74 CAP_USER9.net
 絶滅危惧種のウナギがコカイン中毒になっているかもしれない。2018年6月に学術誌「Science of the Total Environment」に発表された論文で、その可能性が明らかになった。
 社会は違法薬物の問題に取り組み続けているが、下水とともに川や海に流れ込んだ薬物がほかの種に及ぼす影響はよくわかっていない。
わかっていない。(参考記事:「麻薬密売で中米の熱帯雨林に深刻な危機」)
 そこで、科学者たちは研究のため、ヨーロッパウナギを50日間、川に含まれている程度の微量のコカインにさらし、その影響を観察することにした。
 ヨーロッパウナギの生活パターンは複雑だ。ヨーロッパの淡水域または汽水域にやってきた稚魚は成長しつつ5〜20年を過ごし、その後、産卵のために大西洋へ出る。目的地はカリブ海と米国東海岸のすぐ東にある北大西洋のサルガッソー海だ。野生の個体数は減少しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「近絶滅種(critically endangered)」に分類されている。ダム建設などによって水路が変わり、移動が妨げられているほか、乱獲や水質汚染も減少の一因となっている。
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ウナギ、コカイン中毒の可能性、研究
川に含まれる微量薬物でも影響、性成熟できない、繁殖地に行けない可能性も
2018.06.25

ヨーロッパウナギは絶滅の危機にさらされている。違法薬物などによる水質汚染も原因のひとつだ。(PHOTOGRAPH BY WIL MEINDERTS, BUITEN-BEELD/MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)
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 絶滅危惧種のウナギがコカイン中毒になっているかもしれない。2018年6月に学術誌「Science of the Total Environment」に発表された論文で、その可能性が明らかになった。(参考記事:「ウナギ大海原の旅、衛星タグで初めて追跡」)
 社会は違法薬物の問題に取り組み続けているが、下水とともに川や海に流れ込んだ薬物がほかの種に及ぼす影響はよくわかっていない。(参考記事:「麻薬密売で中米の熱帯雨林に深刻な危機」)
 そこで、科学者たちは研究のため、ヨーロッパウナギを50日間、川に含まれている程度の微量のコカインにさらし、その影響を観察することにした。
 ヨーロッパウナギの生活パターンは複雑だ。ヨーロッパの淡水域または汽水域にやってきた稚魚は成長しつつ5〜20年を過ごし、その後、産卵のために大西洋へ出る。目的地はカリブ海と米国東海岸のすぐ東にある北大西洋のサルガッソー海だ。野生の個体数は減少しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「近絶滅種(critically endangered)」に分類されている。ダム建設などによって水路が変わり、移動が妨げられているほか、乱獲や水質汚染も減少の一因となっている。(参考記事:「ウナギ闇取引を摘発、親玉は「ウナギ漁の父」」)
 論文によると、ヨーロッパウナギは特に稚魚の段階で、微量濃度のコカインの影響を受けやすいという。
 今回の研究を率いたイタリア、フェデリコ2世ナポリ大学の生物学者アナ・カパルド氏は「世界中の表層水に違法薬物とその代謝物質が存在することをデータが示しています」と話す。なかでも都市に近い水域は深刻らしく、カパルド氏によると、英国ロンドンの国会議事堂前を流れるテムズ川とイタリア、アルノ川のピサの斜塔付近は特に濃度が高いと言う。
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URLリンク(natgeo.nikkeibp.co.jp)
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