【のりもの】陸自74式戦車はまだ戦える!実はNBC防御能力も。活躍の場は戦闘のみならず災害派遣活動にも at NEWSPLUS
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1:記憶たどり。 ★
18/06/24 11:49:10.32 CAP_USER9.net
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変わりゆく戦車のスタンダードに老兵は…?
2018年で導入から44年が経過し、少しずつ数が減少している陸上自衛隊「74式戦車」ですが、
いまだに多くの戦車部隊で活躍しています。もはや第一線級とはいえない性能ですが、
そこには90式戦車や10式戦車にはない磨き抜かれた魅力がありました。
戦車の世界では「第2世代」と呼ばれる部類に入る74式戦車は、丸みを帯びた砲塔が特徴の戦車です。
これは敵の弾をはじき飛ばして防御するという発想から生まれた形状で、「避弾経始(ひだんけいし)」と呼びます。
現代の戦車砲では通用しなくなってきた防御方法ですが、第二次大戦から続いてきた伝統的な戦車の形状ともいえるでしょう。
74式戦車にはレーザー測遠機と連動した弾道計算機、そして砲安定装置が搭載されています。
そのため、目標を発見したのち、速やかに正確な射撃をすることができます。
現代の戦車戦では、主砲を発射するということは自らの位置を相手に教えることになります。
そのため、最初にこちらが撃った弾で目標を撃破できればよいのですが、もしかしたら、相手から反撃されるかもしれません。
そのため、戦車は一度射撃をしたらすぐに身を隠すか、どこか違う場所に移動しなければなりません。
そうした時でも、74式戦車は搭載する装置を駆使して、移動後も再び敵に向かって迅速に射撃をすることができるのです。
活躍の場は磨かれた戦術で作り出す
74式戦車はアナログ式の機械を多数搭載していますが、夜間の射撃も可能です。
ただし、搭載している暗視装置は、こちらから赤外線を投射するアクティブ方式です。
ほかにも主砲の横にはキセノンサーチライトを搭載していて、目標を明るく照らし出します。
これらの装置は現代の戦闘では通用しない装備であるといわれますが、搭載するキセノンサーチライトは非常に強力です。
わずかな光を集めて可視化する高性能な暗視装置へ対して照射することができれば、それに一時的な障害を
与えることができるかもしれません。多数の戦車が防御陣地を構えるなか、左右に配置された74式戦車が侵入してきた
目標を照らし出し、隠れているほかの味方戦車が、攻撃目標に射撃をする連携攻撃も不可能ではないそうです。
油圧式のサスペンションは、車内のジョイスティックで車体の姿勢変換をすることが可能で、車体の傾きを
その場の形状に応じて変化させることができます。専守防衛を旨とする自衛隊は待ち伏せ攻撃を得意とするため、
山間部が多い日本では、この姿勢変換能力は非常に有益なシステムです。
また、山間部などの起伏の多い地形は、大規模な陣地構築工事をしなくても、戦車の車体を隠すのに充分な場所があったりします。
そういったときに、74式戦車は油圧サスペンションを調整して、天然の壁の後ろに身を隠し、砲塔だけを外に出すこともできるのです。
対NBC能力を買われて災害派遣にも
74式戦車の車内は、ハッチを閉じることによって与圧することができます。そのため、高いNBC(核、生物、化学)防御力を
持っています。この与圧能力が評価され、災害派遣活動にも従事しています。
2011(平成23)年の東日本大震災当時、駒門駐屯地(静岡県御殿場市)に配備されていた74式戦車2両が
福島第一原発に向けて派遣されました。その任務は爆発した原子力発電所建屋のガレキ処理です。
その処理を行うために、廃土板(ドーザ)付きの74式戦車が準備されました。
輸送するためのトレーラに載せられた74式戦車は、一路福島県へ向かいます。原子力発電所手前にあるJビレッジという
集合地点でトレーラから降ろされた74式戦車ですが、最終的には原発での作業を実施することなく撤収しています。
2018年現在、そろそろ退役かとの声も聞こえてくる74式戦車ですが、まだまだ活躍の場は残っていそうです。
毎年夏に行われる富士総合火力演習でも、きっとその姿を見せてくれるでしょう。

陸上自衛隊の74式戦車。黒の塗装が追加されているのは、演習の敵役のため
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サーチライトで目標地域を照らす74式戦車
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