【京都大学】サルが頭痛を訴えるのか…旧731部隊軍医の論文で研究者ら京大に検証要求 at NEWSPLUS
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サルが頭痛を訴えるのか…旧731部隊軍医の論文で研究者ら京大に検証要求
2018.5.25 11:00
URLリンク(www.sankei.com)
 第二次大戦中に旧日本軍「731部隊」所属の軍医将校がまとめた論文は人体実験を基にしていた疑いがあるとして、研究者らでつくる会が将校に学位を授与した京都大に検証を求める方針を表明した。研究者らは、サルを使って実験を行ったとする論文の不自然さを指摘。検証結果次第では学位授与の取り消し要請も辞さない構えだ。成り行きが注目されるが、戦後70年あまりが経過した中で真実は見えてくるのか。
動物園の飼育担当者も「?」
 「人体実験が事実なら、速やかに学位授与を取り消すべきだ」
 「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」のメンバーで滋賀医科大名誉教授の西山勝夫氏らは訴える。
 同会によると、論文はサルを使ってノミの一種「イヌノミ」によるペストの媒介能力を研究した内容。昭和20年5月31日付で京都帝大(現京大)に提出された。筆者の軍医将校は直後に事故死したとされるが、大学は終戦後の同年9月に文部相(当時)の認可を受けて医学博士の学位授与を決定した。
 論文では、計9頭のサルにイヌノミをつけて研究。サルの様子について、「付着後6〜8日に頭痛、高熱、食思不振を訴えた」「『39度以上』の発熱が5日間続き、発症から6日目に死亡した」などの記述がある。
 しかし同会は、サルが人に頭痛を訴えるのは不自然▽39度の体温は、サルにとっては高熱とは言いにくい▽サルの分類学上の記載がない−などの点から、論文の内容に疑問を呈している。「サルが頭痛を訴えるだろうか」。西山氏らは、実験対象が実際にはサルではなく人間だったのではないかと疑念を向けている。
 ゴリラやチンパンジー、アカゲザルなどを飼育する京都市動物園(同市左京区)の担当者は、「一般的にサルは痛がる様子は確認できるが、それが頭痛によるものかどうなのかは判別できない」と語る。
 もともと野生動物なので、けがをした場合でも隠そうとする傾向が強いという。担当者は「頭にけがをした場合に手で押さえたりはするが、頭痛がするといって身ぶりで人間に伝えることはないのではないか。そもそも、サルに頭痛があるかどうかも分からない」と話す。
検証は「京大の義務」と主張
 今回の論文について、同会は京大医学部教授会論文審査委員が昭和20年に共同作成した論文要旨書を入手している。そこにはこう記載されている。
 「さらに進んで特殊実験を行い、先人の見解と異なり『イヌノミ』も亦(また)人類に対する『ペスト』媒介蚤(のみ)なる新事実を発見せり」
 同会の調べでは、ほかの731部隊関係者を含め、京大が医学博士の学位を授与した過程で、論文要旨書に「特殊実験」という用語を記しているのは、この軍医将校だけだという。
 西山氏らは、論文要旨書では論文内容を積極的に評価していることが明らかだとし、「文面から、大学側が、研究が『人間を使った特殊実験だった』と理解した上で学位を授与したと読み取れる」と主張する。
 731部隊は、旧日本軍の関東軍防疫給水部の中心部隊で、戦時中に満州(現中国東北部)で細菌戦研究を行ったとされる。部隊長の石井四郎中将をはじめ京大医学部出身者が所属。同会の調べによると、京大は同部隊関係者約20人に学位を授与していることが判明しているという。


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