【食】「家カレー」の変 ついにレトルトがルーを抜き主流に★2 at NEWSPLUS
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1:ガーディス ★
18/04/26 08:27:36.13 CAP_USER9.net
 「家カレー」に異変が起きている。2018年3月30日付の『日経MJ』によると、レトルトカレーの購入額は2012年から伸び続けて2017年に461億円となり、初めてカレールーを上回ったという。一方、カレールーの購入額はジリジリと減少を続けている。家で食べるカレーはカレールーを使った手作りが普通だと思い込んでいたが、世の中の変化のスピードは私の予想よりはるかに早い。
 カレールーの消費が減った理由としては、まず世帯の構成人数が減ったことが大きいと思われる。2015年の国勢調査によると、単身者世帯は全体の34.6%、夫婦や親子などの2人世帯を足すと6割を上回る。私の友人関係をざっと見渡しても、1人暮らしの人ばかりだ。単身者が鍋いっぱいにカレーを作れば当然余る。こんなにおいしいものがあふれている現代社会で、毎日カレーを食べるのはしんどいし、かといって毎回友人を招くわけにもいかない。レトルトなら自分の食べたい時に、1人分だけ用意できる手軽さがある。
 またカレールーには、どうしても「調理をしないと食べられない」という高い壁がある。カレーとは子供の手遊び歌などで歌われるように、ニンジンやタマネギ、豚肉などをいためて煮込む料理である。料理が苦にならない人には「野菜と肉を切っていためて煮るだけの簡単料理」に見えるだろうが、料理をしない、またはできない人にはとてもハードルが高いものだ。
 都合よく家に肉もタマネギもあったという場合は少なく、やはり材料を買いに行かねばならぬ。会社と家の間にスーパーがあればまだよいが、わざわざ遠回りする必要があるなら、もうやる気がうせてしまう。なんとか買い物できたとしても、野菜の皮をむいたり肉を切ったりで手は汚れるし、まな板などの洗い物が増える。お腹はすくし、テンションは下がる一方だ。こんな思いまでして作らなきゃいけないものなのか、と自暴自棄になることもあろう。
 その点レトルトカレーは気軽だ。あまり料理をしなくてもご飯は炊けるという人も多いし、レンジで温めるだけのご飯も多くの種類が販売されている。カレー自体もお湯で温めるのではなく、袋ごとレンジにかけられるタイプが出てきて、ますます便利になっている。現代人は忙しく、食事の支度にそんなに時間をかけられない家庭も多い。いくら料理スキルがあっても時間がなくては料理を作れない。調理ステップの多いカレールーではなく、レトルトカレーを選ぶのは自然な流れなのだろう。
 今やレトルトカレーの市場は膨らむばかりだ。自分で買い物に行く人は、スーパーや食材店で種類の多さに驚いたことはないだろうか。昔はいかにも日本的などろっとしたカレーしかなかったが、今や世界中のカレーがレトルトで食べられる。大手メーカーは次々と新製品を繰り出し、コンビニエンスストアやスーパーのプライベートブランド(PB)商品も増加の一途だ。街の有名店とコラボしたレトルトカレーは数えきれないほどあるし、牛肉やカキ、ナス、抹茶など地方の名産を取り入れた商品も爆発的に増えた。青や白、緑色をした変わり種、1人でも数種類のカレーを楽しめる少量パックのほか、温めずにそのまま食べられる商品まである。今後もあっと驚くレトルトカレーが生まれてくるのだろう。
 また、ここ数年よく見かける陳列方法がレトルトカレーの魅力を増している。普通にパッケージの前面を見せるのではなく、図書館の本のように背表紙を見せる感じで並べるのだ。ごちゃごちゃした印象の食品売り場で、そこだけがシュッとスタイリッシュに感じられ、ついあれもこれもと手にとってしまう。店側としても同じスペースにより多くの商品が並べられる利点があり、うまい方法だと思う。
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