【経済】「賃貸と持ち家の満足度は倍以上も持ち家が上」 シニア世代は幸福の量より多様性を求めた方が幸福度高い at NEWSPLUS
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1:泥ン ★
17/12/12 22:54:20.85 CAP_USER9.net
高齢者にとっての幸福とは?(イメージ。写真:アフロ)
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 出世、結婚、資産形成……そうした人生の成功要因とされる物差しは、仕事も子育ても終えたリタイア世代には通じない。では長い後半生の“幸・不幸”を分けるものは何なのか。「行動経済学」の最新研究で、その境界線が見えてくる。
 内閣府の調査によれば、シニアの住まいに関する満足度は、高齢者向け住宅が最も低く、賃貸と持ち家の満足度は倍以上も持ち家が上。持ち家神話は健在だった。
 もっとも、人は狭い範囲で比較して幸福度を測る。例えば、高級住宅街に小さな家を持った人は最初は満足度が高いが、次第に、周囲の豪邸と比較して幸福感がしぼんでいく。反対に、公営住宅に住んでいる人は賃貸であることが余り気にならない。行動経済学の第一人者、筒井義郎・大阪大学名誉教授(甲南大学特任教授)が解説する。
「周囲と比較して劣等感を感じる環境の場合、引っ越しも幸福度を上げるのに有効な方法でしょう」
 このように行動経済学では、数値の単純比較では測りきれない、人の心理的側面に注目する。幸福度はその最たるものだ。東洋大学経済学部の久米功一・准教授が語る。
「心理学者マーティン・セリグマンは『幸福の5要素』として、【1】ポジティブ感情(前向き)、【2】エンゲージメント(夢中になる)、【3】リレーションシップ(人間関係)、【4】ミーイング(意義)、【5】アチーブメント(達成感)を挙げ、頭文字をとってPERMAと呼んでいます。
 日本の高齢男性は仕事からの幸福感を求めています。仕事以外の活動、例えばボランティアや家事などに、幸福の5要素を見いだせていないのかもしれません。現役世代を含めて、幸せの多様性を追求していくべきでしょう。幸福度を高めるには、現役時代から夢中になれる趣味を持ち、リタイアしたら交遊が途切れる会社の同僚ではない、学生時代の友人や趣味の仲間をつくって人間関係を広げておくのが大切です。もちろん、リタイアしてからでも遅くはありません」
 幸福老人と不幸老人の最大の境界線は、幸福の多様性を身につけられるかどうかにあるのかもしれない。
マネーポストWEB 2017年12月12日 17:00
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