【かいぼり】池の水を抜く前にザリガニ展 「生態系に悪影響」 井の頭公園 at NEWSPLUS
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1:ばーど ★
17/12/12 10:29:12.81 CAP_USER9.net
井の頭公園(東京都武蔵野、三鷹市)で今月下旬から外来生物の駆除などを目的に井の頭池の水を抜く「かいぼり」が行われるのを前に、アメリカザリガニを特集した企画展が、園内の井の頭自然文化園水生物館で開かれている。
 同館は「身近で子供に人気の生き物だが、生態系に悪影響をもたらす外来生物。正しい知識を持ってほしい」としている。
 同館によると、アメリカザリガニは1927年、米国から食用ウシガエルのエサとして日本国内に持ち込まれた。その後、各地の水田、池、沼などに定着。日本在来の水草や水生昆虫などを食べ尽くすため環境に悪影響が出ており、駆除が求められている。
 井の頭池にも生息し、企画展「私たちにできること アメリカザリガニは放さない」では、池で捕れたアメリカザリガニを展示。水槽内の水草を旺盛に食べる様子や、数百個の卵を抱えたメスなどが観察できる。ほかに、池に生息する外来生物のブルーギルやミシシッピアカミミガメ、在来生物のニホンスッポンやモツゴなども展示している。
 井の頭池では、水質を改善したり、外来生物を駆除したりする目的で、2013年度と15年度にかいぼりを実施し、外来生物3万匹近くを捕獲。その結果、1957年に井の頭池などで初めて発見され、その後姿を消していた藻の一種「イノカシラフラスコモ」が約60年ぶりに復活しているのが確認された。企画展ではイノカシラフラスコモも展示している。
 3回目のかいぼりは今月下旬から水抜きを始め、来年1月13、14日には魚などの採取イベントが行われる。1月下旬から3月初旬までは池の底を天日にさらす「池干し」が実施される予定だが、アメリカザリガニは穴の中に潜んで生き残るため、完全に駆除するのは難しいという。
 同館の担当者は「アメリカザリガニを捕まえたら、最後まで飼うなどして放さないでほしい」と話している。企画展の終了時期は未定。
 ◆アメリカザリガニ=淡水産のザリガニで、北アメリカ原産。全国に分布しており、体長は12センチ前後、寿命は数年。雑食性で繁殖力が強い。対策の緊急性が高く、積極的に防除を行う必要がある「緊急対策外来種」に選定されている。
展示されている井の頭池のアメリカザリガニ
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
かいぼりにより約60年ぶりに井の頭池での復活が確認されたイノカシラフラスコモ
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
2017年12月12日 09時58分
YOMIURI ONLINE
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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