【新iPhone】「月並み」な機能に勝るブランド戦略 専門家が分析 at NEWSPLUS
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17/09/13 22:05:34.93 CAP_USER9.net
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Robyn Mak
[香港 13日 ロイター BREAKINGVIEWS] - アップル(AAPL.O)の新型スマートフォン(スマホ)は、アジアから機能を取り入れ、利益を増やそうとしている。最新のiPhone(アイフォーン)は新機能を見せつけたが、その大半は韓国のサムスン電子(005930.KS)や中国の華為技術(ファーウェイ)製スマホの利用者にとってはおなじみのものだ。
しかしアップルのブランドの持つ魔法、価格支配力、経済的に余裕のある顧客層をターゲットとした戦略は、最終損益では他社との差を際立たせる。
12日に発表されたアイフォーンは、多くの改良点を売りにしている。鍵となるセールスポイントは無線充電と、有機EL(OLED)技術を採用し広くなった画面、顔認証と拡張現実(AR)に対応できる高機能カメラだ。
だが、どれも革新的というわけではない。サムスンの主力スマホはすでにOLEDディスプレイ、顔認証、無線充電機能を搭載。中国のファーウェイ、OPPO(オッポ、広東欧珀移動通信)やvivo(ビボ、維沃移動通信)は手頃な価格帯のスマホに新機能を詰め込んでいる。オッポの端末は1時間未満で75%充電でき、無線充電よりむしろ便利だ。ファーウェイはインスタント翻訳や画像認識など人工知能(AI)を利用した新型スマホを発表する予定となっている。
だが、収益性の点でアップルは他社をはるかに凌駕している。ストラテジー・アナリティクスの調べでは昨年、スマホ業界の営業利益の79%をアップルが占めた。これに対し、サムスンは15%、ファーウェイは2%だった。
アップルのスマホ事業の営業利益率は30%を超えるとアナリストは推測しており、その高さはブランド力と市場支配力から説明がつく。
最上位モデルの「アイフォーンX(テン)」(999ドル)は、急成長を遂げる中国やインド市場でステータスシンボルとなるはずだ。筐体は独自のサイズであり、アイフォーン向け事業に依存する部品サプライヤーとの価格交渉で有利に働く。このメリットを、規模で劣る他社は享受できない。
中・低価格帯で競争する他社と違い、アップルはより富裕な消費者にターゲットを絞っている。つまり、端末ごとのマージンが大きいということだ。同社が大衆市場向けに旧モデルを値下げしたのは、一時的な動きにすぎない。
他社にとっては残念ながら、アップルのエキサイティングな新機能をまねるより、財務的な筋書きをまねる方が難しい。
●背景となるニュース
*米アップルは12日開催した新製品発表会で、新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X(テン)」を発表した。前・背両面ともガラス製のデザインで、顔認証によるロック解除などの新機能を搭載する。
*アイフォーン10周年記念モデルとなる「X」は、画面下にあったホームボタンがなくなり、画面は前面をほぼ覆いつくす5.8インチとなったほか、有機EL(OLED)を採用。さらに、指紋ではなく顔認証に対応するほか、無線充電や赤外線カメラといった新機能を搭載する。
*クック最高経営責任者(CEO)は「初代アイフォーンから最大の飛躍」と語った。
*価格は999ドルから。発売は11月3日となる。
*調査会社IDCによると、サムスン電子は第2・四半期のスマホ市場におけるシェアが23.3%に。2位のアップルは12%、3位のファーウェイは11.3%。
2017年9月13日 / 08:58 / 6時間前更新


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