【医療】難病「ALS」の進行抑制物質を京大グループがiPS細胞使い発見…治療薬開発に期待 at NEWSPLUS
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1:和三盆 ★
17/05/25 08:01:36.07 CAP_USER9.net
 「念願の治療薬の開発に一歩近づいた」。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った研究で「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の治療薬につながる有力な候補物質を見つけたと京都大iPS細胞研究所などのチームが発表した24日、実用化までには10年程度の期間を要する見込みだが、関係者に期待の声が広がった。
 「暗くて長いトンネルの先に希望の明かりが見えた」「このニュースに接して本当にうれしく思う」。自身も患者である一般社団法人日本ALS協会(東京)の岡部宏生(ひろき)会長と増田英明副会長は、それぞれ産経新聞の取材に、協会を通じるなどして喜びの声を寄せた。
 同研究所によると、ALSは抜本的な治療法がない難病で、国内に約9千人の患者がいるとされる。運動神経細胞が死に至り、筋力が低下することで歩行や呼吸に困難な障害が生じる。それだけに、岡部会長は「iPS細胞関連の治療や薬の開発への期待は私たちにとって多大なもの。いつもその進捗(しんちょく)に注目していた」という。
 チーム責任者で同研究所の井上治久教授(神経内科学)は、平成24年にも同様にALSの治療薬のもとになり得る物質を見つけ出していたが、「今回は具体的な効果もわかり、5年がかりでの発見につながった」という。
 チームは今回、ALS患者由来のiPS細胞から運動神経細胞を作製。これに千種類を超える化合物を試し、慢性骨髄性白血病の治療薬「ボスチニブ」が有効であることを見つけ出した。井上教授は「ベースとして、(研究に使う)神経細胞をiPS細胞から安定的に作り出す技術が大きい」と、近年のiPS細胞関連の研究の発展が背景にあったと説明。その上で、「患者に投与した場合の安全性確認などが必要で、すぐに治療で使えるわけではない」としながらも、10年以内の実用化を目指すとしている。
 また、増田副会長は「患者や家族は『いつかALSが難病でなくなる日がきてほしい』と日々願っている。今回の成果がそれにつながることを強く期待する」としている。
2017/5/25 6:00 産経新聞
URLリンク(www.sankei.com)
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