【社会】「連帯保証人になっている。探さないでほしい」。最後に長女にメールを残し…。発生から１週間経つも足取りは謎のまま

【社会】「連帯保証人になっている。探さないでほしい」。最後に長女にメールを残し…。発生から１週間経つも足取りは謎のまま at NEWSPLUS

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17/01/17 23:46:08.09 CAP_USER9.net
田辺市龍神村柳瀬の山林で、ブルーシートに包まれた大工の場谷忠善（ばたに・ただよし）さん（５０）の遺体が発見されてから１７日で１週間。死因は背中を刺されたことによる出血性ショックとみられ、県警は田辺署に捜査本部を設置し、殺人・死体遺棄事件として捜査している。場谷さんの事件前後の足取りなどには不明な点が多く、遺体の遺棄現場周辺で昨年１２月に確認された車両などを手がかりに調べている。
　「連帯保証人になっており他の場所に働きに出る。探さないでほしい」。県警によると、そんな内容のメールが場谷さんの長女に届いたのを最後に、昨年１２月から場谷さんは行方不明になっていた。
　今月１０日朝、道路脇の山林の斜面を約６メートル下った場所に遺体が遺棄されているのをボランティアの清掃活動をしていた地元の中学生らが見つけた。司法解剖の結果、背中の右肩付近には深さ約１０センチの刺し傷。抵抗した際にできる防御創はなく、無抵抗のまま背後から襲われ、鋭利な刃物のようなもので刺された可能性が高いとみられている。
　右手に着けていた木製のブレスレットと左手の腕時計の写真を県警が公開したところ、１２日に場谷さんの知人から情報提供があり、歯型などから身元が特定された。
死亡時期は昨年１２月下旬と推定。捜査関係者によると、同１２月、遺体の発見現場周辺を車両が通過している形跡は複数あり、いずれかの車両が事件に関与した可能性がある。捜査本部は、場谷さんが何らかのトラブルで殺害されたとみて捜査を続けている。
　遺体が発見された現場は、市中心部と「日本三美人の湯」の一つとして人気の龍神温泉をつなぐ県道脇。山林が広がり、寂しい雰囲気が漂う。場谷さんが住んでいたのも高齢者が多い集落。静かな山村に衝撃が走っている。
　近くに住む知人男性（５２）は、「県外の人が遺体を捨てに来たのかも、と思っていたが、テレビのニュースで顔見知りが被害者と知り、目を疑った」。集落では場谷さんは若手として祭りの準備などにも協力的だったという。「明るくて気さくな人柄。恨みをかうような人ではないのに…」と肩を落とした。
　近くの６０代の男性は「狭い集落で噂はすぐに広まるものだが、穏やかそうな表情が好印象で、口論のような話も聞いたことがない」。８０代女性も「５０年以上ここに住んでいるが、恐ろしい事件に驚いた。早く犯人が捕まってほしい」と話した。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)
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