【IoT】アマゾン、「スマートフォンの次」のプラットフォームの覇者に…音声認識「Alexa」が世界のIoTを席巻 at NEWSPLUS
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1:曙光 ★
17/01/17 22:23:21.98 CAP_USER9.net
Amazonが販売するスピーカー型の音声アシスタント端末「Amazon Echo」は、Amazonのハードウェア史上最大のヒット作になりました。
しかし、本当の大ヒットはEchoではなくその中身である音声認識機能「Alexa」によってこれからもたらされるのであって、Alexaを武器に「スマートフォンの次」のプラットフォームをAmazonが手中に収めつつあるという指摘があります。
<中略>
発売当初は「話しかけるだけで好きな音楽を流してくれるスピーカー」と勘違いされがちだったEchoでしたが、人間の音声を正確に認識でき、
人間と間違うほど流ちょうかつ的確に回答するクラウドベースの人工知能AlexaのおかげでEchoは爆発的なヒットを記録し、Amazonの5万件を超えるレビューの3分の2以上が星5つの評価を出すなど、KindleをしのぐAmazon史上最高のハードウェア成功例となりました。

しかし、実はAmazonが期待するのはEcho本体ではなく中身であるAlexaであったことは、その後のAmazonの戦略を見れば明らかです。
AmazonはAlexaを単なるEchoのアシスタント機能としてではなく、他のサービスや他社にも解放することで、あらゆる製品に活用できるプラットフォームに育てようと考えています。
つまり、EchoはAlexaを利用する唯一の製品ではなく、単なるAlexaを活用する最初の製品に過ぎなかったというのが正確です。
AmazonはAlexaをサードパーティや開発者に利用してもらうために、Alexa Voice Service(AVS)という音声認識機能を解放し、Alexa Skill Kit(ASK)と呼ばれるコンテンツ作成の枠組みを定義しました。
ASKではSkill(スキル)と呼ばれるアドオンを使って開発者はAlexaにさまざまな注文を処理させることができます。例えば、ドミノピザの開発したSkilによってAlexaがピザを注文したり、UberのSkillによってAlexaが配車サービスを手配したり、ということが可能になりました。
EchoやFire TVを使ってAlexaに話しかけることで、日常生活がより快適になるというのがAmazonの狙いです。もちろん、AmazonでのショッピングにAlexaを利用することも可能。
アクティビティチェッカーのFitbit、音楽ストリーミングサービスSpotify、スマート電球hueなど各種サービスが次々とSkillを作り、記事作成時点ではサードパティ製のAlexa対応Skillが5000個を突破し、Alexaを利用するサービスは増加の一途です。
<中略>
2017年1月に行われた世界最大のIT・家電見本市のCES 2017では、AppleやGoogleの音声認識システムを使うメーカーはごく一部で、大半はAmazonのAlexaを使っていたとのこと。
エコノミストのショーン・デュブラバック氏によると、CES 2017でAlexa統合製品を発表したのは700社で、これだけの数が既存の1500製品に一気に加わることになるそうです。
また、Alexa関連製品であふれていたCES 2017の状況について、Cerevoの岩佐琢磨氏は自身のブログで「家電から車まで、何もかもがAmazon Alexaに蹂躙された」と表現してAlexaの勢いを語っています。
会場どこにいってもAlexa, Alexa and Alexa。昨年のCESではほとんど影も形もなかったAlexaだが、大手からスタートアップまで、ありとあらゆるハードウェアがAlexaに対応、会場のどこへいってもHey Alexaの声を聞く羽目に。
ぶっちゃけ、あのレベルで生音声を集められてしまうと、もう戦えるプレイヤーはGoogleぐらいしか残っていない。Google homeが白旗をあげたそのとき、Alexaのグローバル・デファクトスタンダードが完成することだろう。
8年ほど前、日本のオーディオ関連会社すべてがiPod/iPhoneに白旗を上げたように。もちろんGoogleは強大な体力を誇るゆえ、巻き返してスマートフォンにおけるAndroid/iPhoneのような二強となる可能性はまだまだある。
しかし、少なくとも本年のCESを見る限りではAlexaが圧勝したことに異を唱える人はいないはずだ。会場をざっと見回しただけでも数百を超える機器がAlexa Enabledとなり、車から冷蔵庫まで、徹底的にVoiceControlを押し出していた。
もちろんクラウドベースの音声認識解析エンジンで日本が勝てるとは思っていなかったが、ここまでAlexa一辺倒になってしまうとは、正直予想できなかった。
テクノロジー産業では、デファクトスタンダードの地位を獲得したサービスが圧倒的に優位に市場を支配するのが常で、後からその座が揺らぐことは極めて希です。
Alexaを音声コントロールに採用する企業が多数現れている現状は、今まさにAmazonが大きな獲物を手中に収めようとしている状況だと言えるかもしれません。
記事全文と動画は以下のURLから
URLリンク(gigazine.net)


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