沖縄を独立させようぜ ..
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440:名無しさん@お腹いっぱい。
12/05/27 02:28:00.51 kV5zZTBd0.net
>>439
1996年9月の県民投票のことを言っているものと推測するが
あの県民投票は、設問が周到に考えられていて
米軍基地への反対・容認を問うたものではなく
>日米地位協定の見直しと県内の米軍基地の整理縮小
への賛否を問うたものだった。
つまり重点はむしろ日米地位協定の見直しの方にあって
公務外の米軍人の交通事故に係る慰謝料の額を米側が勝手に決めることや
凶悪犯罪を犯した米軍人の身柄を起訴前に日本側に引き渡すことが
ルールではなくあくまで運用によって行われていることを
見直して欲しいという主張にあった。
肝心の米軍基地については、あくまで「整理縮小」
つまり本土に比べて基地が集中して、あまりに県土に占める面積が広すぎ
危険な基地もあるからその辺を何とかして欲しいということで
米軍基地そのものを否定するような主張ではない。

この結果だが、賛成 89.09% 反対 8.54% で一見、賛成が圧倒的と見えるのだが
投票率が低くて59.53%しかなく
求めることが比較的穏健(というか当然のこと)であるにもかかわらず
投票率をかけあわせると、賛成投票をしたのは
県民の53%(約半数)に過ぎなかった。

ちなみに1998年11月の知事選では
沖縄本島北部に軍民共用空港の建設を掲げ
普天間の県内移設、新規の基地建設に事実上賛成した保守・稲嶺氏が
現職の大田知事を下して当選している。
このときの投票率は、76.54%(県民投票に比べると明らかに高い)
得票率は、稲嶺52.43%、大田47.19%であった。
つまり、棄権者も含めると
稲嶺(保守)40.12% 大田(革新)36.11% 棄権他 23.46%
ということになり、
しかも大田支持者は、全部がガチガチの基地反対論者ではなく
大田自身、日米安保は国の問題だが
沖縄だけにあまりに負担を負わせるのはやめてほしいという主張であって
そういう本土の犠牲にされる沖縄、という構図に反発する人が
一定数、大田に投票していると考えられる。

だから、単に米軍基地(又は自衛隊の基地)への反対・容認を問うたら
反対派は、多く見積もってもせいぜい3分の1が良いところだろう。

 



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