ひろゆき「実数は実在 ..
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865:132人目の素数さん
23/03/23 23:49:30.14 M5+XC2+c.net
 しかし、驚くべき事に、『正式な量子力学』では、一般にφ(x,y)=a(x)×b(y)となるようなa(x),b(y)は存在しない事が知られています[例:量子もつれ]。このa(x),b(y)の不在は、1粒子状態で行ったような【エネルギー濃度的存在】的解釈を不可能にします。なぜならば、このような性質は「ある場所におけるエネルギー濃度」という概念が定義不可能である事を示すからです。
 「エネルギー濃度」という概念は、単一の座標を代入する事で算出可能である必要があります。もし、φ(x,y)=a(x)×b(y)が成立していれば、a(x),b(y)は1変数関数ですので、この条件を満たしていました(故に【確率的存在→エネルギー濃度的存在】へ解釈を変更する事が出来ました。)。しかし、一般にそれは成立しないので、【確率的存在】は2変数関数という形から脱却することができません。これが、【エネルギー濃度的存在】への解釈の転化を本質的に不可能にしているのです。無理矢理解釈しようとしても、片や粒子1のエネルギー密度を一つに定めたとて、もう片方の粒子2のエネルギー密度が【計算方法によって結果が変わる】という矛盾した結果を生みます。

以上が、「二十年くらい前に量子力学の自然観は運動するエネルギーの濃淡ということだと知った」という文言に対する反論です。
少なくとも、【『正式な量子力学』は、粒子がエネルギー濃度的実在であるとは一言も主張していません】。
ご理解いただけましたか?


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