数学は東大より京大 ..
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146:132人目の素数さん
20/08/14 14:15:48 tbRUW57K.net
>>145
> 佐藤幹夫先生の例ですが、院生の数学力が先生の研究の一翼を担うに足りたということですよね?

一翼というか、論文の共著者だから共同研究者だね。
とても有名なエピソードだから、当然知っていると思っていた。佐藤、河合、柏原でSKKと呼ばれた
チームは当初、佐藤の超関数、その後は代数解析と呼ばれる新しい分野の数学を切りひらいたんだが
アイデアや発想は凄いけど、きちんと論文にまとめるのが苦手だった佐藤先生を助けてせっせと論文
を書いていたのは河合先生と柏原先生。で、佐藤先生は柏原先生が院生の身分のままだということに
しばらく気がつかなかったと伝えられている。
当時は優秀な研究者なら修士1年からでも助手採用が変ではない時代だから、そういう話になってる
が、本当は人事がらみで大人の事情だったのかもしれない。
なんせ、柏原先生は小平先生の誘いを蹴って佐藤先生について行ったと言う噂だからね。
あ、その頃の数理研は組織としては京大にあっても、ほとんど東大の出先扱いで、人事にも東大の大
先生達の意向は強く影響してたんだな。

> ここ10年位の話で似た感じの例も聞いたのですが、数理研の内情は外からは見えにくい印象です。

ここ10年で、佐藤スクールに匹敵するような話だと、望月(新)先生の件くらいしか思い浮かばないが、
例の「宇宙際タイヒミューラー理論」の喧伝要員は院生ではなくPDからの講師採用だし、一番最初に
助手役で引っ張られてきた人も東工大からの助教採用で今では准教授。
佐藤スクールと違って、論文は望月さんが一人で書いて、講演や解説面をサポート役が担っているね。
外野で文元さんも旗を振っているようだけど。


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