【2020年米大統領選挙 ..
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160:名無しさん@お腹いっぱい。
20/09/08 23:14:10 le1YLjb+.net
 トランプ氏は、議会が主要都市向けに予算計上した資金を本気で削減するつもりなのだろうか
(それは合法性の見地から疑問のある行為であり、ただちに裁判に持ち込まれることは確実だ)。
あるいは、法と秩序という再選運動の中核メッセージを強めるためにこの文書を利用していたのだろうか。
 いずれにしても、トランプ氏の行為は同氏に批判的な人々を激しい怒りに駆り立てた。ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、
大統領は「ニューヨークの街角を歩こうと考えているのなら軍隊を連れてきた方がいい」と述べた。
この反応はトランプ氏の言葉による攻撃のもう一つの特徴を表している。
往々にしてトランプ氏の敵を、理性的とは思われない怒りで反応させてしまうことだ。
 このような例は枚挙にいとまがないが、1つの共通項がある。国内の政治課題に関する大統領の影響力を強めていることだ。
トランプ氏は2016年の大統領選で、有力候補の過激な発言を記者は見過ごさないということをよく理解していた。
今では、記者や政敵が自由世界のリーダーの発言を看過できないことを分かっている。その上で、この力を自身に有利なように使っている。
 ルワンドウスキ氏は最近のインタビューで「トランプ氏の言うことは場合によっては比喩と受け止めないといけないのに、
彼らは文字通りに受け止めている」と述べた。「これがマスコミ報道を動かす。常に最良の物語とは限らないが、
トランプ氏がマスコミ報道を動かしている。しかも、目新しいことではない。もう6年も続いている」
 トランプ大統領の支持者は多くの場合、この流れを理解しているようだ。記者に取材を受けると、
大統領の発言は文字通り受け止めていないと断りつつ、彼は大げさな言葉で自分の聞きたいことを主張してくれると答えることが多い。
 この手法の問題点は、大統領は危機や難局に直面して、自身の発言を文字通りかつ真剣に受け止めてもらわないと
いけない場面があることだ。大統領の信頼度という通貨が下落していると、本当に必要なときに価値の見直しが可能かどうか、
あるいは分断ではなく団結のためにその通貨を上手に使えるかどうかは分からない。
 この手法はバイデン陣営にとって戦略的な問題になっている。同陣営は、トランプ氏がこうした戦術を使ってここ数週間、
政治課題をコロナウイルスから「法と秩序」や郵便投票の問題に移してしまったことを目の当たりにしている。
 バイデン陣営はトランプ発言の一部を無視し自分たちの課題に集中してよいものだろうか。
トランプ大統領の敵対者たちは、この問題に何年も悩まされてきた。答えは今も見つかっていない。


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