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298:しいたけお
12/11/08 22:27:14.09 MNkWr0Gl.net
「ジャンボエリンギ」の栽培に成功 白浜町の生産業者
URLリンク(www.agara.co.jp)

 キノコの生産・販売業「紀州きのこ産業」(和歌山県白浜町中)が、大きさが通常の2倍近くあるエリンギ「ジャンボエリンギ」の
菌床栽培に成功した。特定の宿泊施設などに販売しているが、近く生産体制を強化し増産と販売に力を入れる予定。
松尾弘哲社長(36)は「ほかにないものを作りたかった」と話している。

 ジャンボエリンギは長さ10〜15センチ、軸の直径は3、4センチと太い。ナメコを育てている菌床ポットを使い、
一つのポットで1本のエリンギを栽培。菌を植えてから2カ月余りで出荷している。
 できたエリンギは水分が多く、重量感がある。軸は弾力があり、こりこりとした歯応えで、輪切りにすると新たな食感が楽しめるという。
 価格は同じ重さで比較した場合、通常のエリンギに比べて1割程度高い。

 開発に着手したのは約2年前。「キノコ栽培の種類を増やしたかった。よそと同じようなキノコだと後発者は不利なので、
特徴づくりが必要と思った」と説明する。
 エリンギの菌床栽培では通常、培地に針葉樹のおがくずを使うが、同社では100%広葉樹のおがくずにするなど工夫した。
 たくさん発芽したエリンギは段階的に間引いているが、「成長過程のどの段階で間引くかは、試行錯誤を繰り返して決めた」(松尾さん)。
間引く時期によって成長に悪影響が出ることもあるという。
 ことしの夏に販売を開始。「大きいのでバーベキューに合うのではと考え、飲食施設に提案した。予想以上に好評で、自信がついた」という。
出荷は日量2、3キロと少ないが「近い将来、もっと量を増やす」と話している。

 同社は1978年に創業。県内で唯一、菌床ナメコを生産している。従業員10人。日量400〜450キロを主に大阪の市場に出荷、県内の産直店でも販売している。
 エリンギはナメコの発生室で一緒に栽培しており、「ナメコを育てる際の湿気が好影響し、弾力のあるジャンボエリンギができているのでは」と松尾さんはみている。
 同社ではこれら新商品開発への取り組みをまとめて県に申請。県は10月、経営革新計画に係る取り組みとして承認(知事認定)している。
 松尾さんは「見た目の大きさ、ほかにない食感。さらにビジネスプランとしての信用度をアピールし、販路の開拓を進めたい」と話している。

【ナメコの発生室で栽培されているジャンボエリンギ(和歌山県白浜町中で)】
URLリンク(www.agara.co.jp)


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