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247:しいたけお
12/09/12 07:54:47.11 L3GuyaXT.net
きのこ博士 人生の集大成
2012年09月11日

URLリンク(mytown.asahi.com)

 「きのこ博士」の愛称で親しまれている元中学教諭、畠山陽一さん(79)=秋田市=が11日から、同市のアトリオンで、
自身の半生を写真で振り返る個展を開く。足かけ約70年間をかけて撮影したきのこや植物の写真など約35万点から、
「人生の集大成として多くの人に見てほしい」という願いを込めて約800点を選び、展示する。

 大館市出身の畠山さんが植物に心を寄せるようになったのは、大館城南国民学校4年生のとき。
小学校の教諭だった父佐市さんの影響が大きく、一緒に森吉山や八幡平へ足を運んでは標本を集め、旧制大館中2年生のときには
1万点を超えた。同校3年生で見つけた新種の野草は東京大教授の本田正次博士に「オオバイワウチワ」と命名された。

 畠山さんは秋田大を卒業後、県内中学校の理科教諭として定年退職まで38年間勤務。在野の研究者として
県内外の山で調査を続け、教え子を連れて野山を駆けることもあった。ネパールの氷河で新種のきのこが発見されたときには、
「自分の目で確かめたい」と、ヒマラヤに飛んだ行動派で、海外渡航は100回以上、
ネパールやパキスタン、ロシアなど訪問国は48カ国にのぼるという。

 徹底した調査研究に定評があり、「博士」の愛称は、「きのこの正確な情報をつかむために」と実際にきのこを試食し、
毒の有無を判断する手法で「毒きのこ調査」を進めたことからついた。これまでに発見した新種の植物は約130種類。
ネパールで発見した世界最大の雪蓮花は「サウスレア・インゲンス・ハタケヤマ」と名づけられた。
1994年の退職後は、妻烈子さん(77)と二人三脚で調査を続けている。

 登山中に雪崩に遭遇したり、滝つぼに転落したり、「全身の骨は首以外すべて一度は折った」という畠山さん。
個展の開催を思い立ったのは、「人生をかけてやってきたんだから、最後にみんなに見てもらったらどうか」という烈子さんの勧めだった。

 今年1月から烈子さんの協力でこれまで撮りためた写真の整理や印刷などの準備を進めてきた。
「人生のすべてを見てもらいたい」とネパールに建設した学校に通う子どもたちとの交流の写真や旅行先で作った切り絵なども
会場に並べる。畠山さんは「自然への感謝、支えてくれた方々への感謝を伝えたい」と話す。

 本格的なきのこ狩りシーズンを前に開かれる個展「八十年の歩み展」は13日まで。入場無料。(大久保貴裕)
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