鍼灸マッサージ質問相談室パート9 at KAMPO
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614:独学20年
17/07/10 09:30:18.08 TcITCyc3.net
>607
最終的にはそこだと思う
理論的考察から導き出される部分の反応を触診で探る。同じくらい大事なのが、触診で拾った情報を理論的に考察すること。

その考察に必要な観点が例えば
URLリンク(i.imgur.com)
こういった重量と筋筋膜連鎖や運動力学だと思う。とりわけ鍼灸師は経絡と経穴の反応ばかり追いかけがちだけど、その先人の経験則に重量と筋筋膜連鎖、運動力学を重ねて考察することが有用。

取穴根拠が経絡治療だろうが中医だろうがその他だろうがなんでもいいけど、鍼灸院の患者の大半が運動器症状の主訴を訴えて来院する。
そのような患者に69難をメインにした取穴は無駄ではなきかもしれないけど、診立ての外れた本治なんてなんの効果もない。なので、本治は本治でやることはいいし否定しない。ただ、運動力学的に出ている所見が
しっかりと改善されているかみたほうが治療効果が安定するんじゃないかなと思うわけ。

また、仮に経絡治療、中医学的考察から導き出された取穴で運動器症状が改善したとして、その配穴は本当に穴性によるものなのか、単に筋筋膜らの緊張緩和、神経機能回復などの解剖的プロセスによる改善なのか
を加えて考慮すると、気だのなんだの不可視なものだけを拠り所としているより、合理的な処置が出来るようになってくる。


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