鍼灸マッサージ質問相談室パート9 at KAMPO
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353:さてつ先生机下御待史
17/05/20 23:23:49.61 6dHJdBb1.net
>>349>>351
最近は痛くない鍼、っていうキャッチコピーが走って若い鍼灸師は心地よい響きってのあんまり得意にしないからなー
北京堂はガチ中国のやり方を持ってきた元祖みたいな所だから、俺は実際治療を受けたことがないのでHPの記載からしか判断できないがちょっと極端すぎかも。
中医学ベースに勉強しました、っていう所なら鍼初めて向けの人に痛くない鍼をするのも出来るけど、響かせてくれ、ってオーダー入ったら、はい響き1つ入りましたーってやってくれると思うから「中医学」とか「心地よい響き」というのが一つのキーワードか。
実際に中国まで留学しちゃったような人はちょっと感化され過ぎてる可能性あるので、まぁその中間というか。
経絡治療とか和針の痛くない鍼とかは浅く刺すのメインなんでお好みじゃないと思う。
俺が学生の頃は銀鍼で心地よく響かせて半人前と言われたけどなぁ。
今の鍼なんか深く刺すだけなら学生でも出来る。
置鍼や治療時間も心地よく調節できるのが一人前。俺の寿司の注文はいつも二人前。
あとは元も子もないけど運動。
それこそ陰謀論じゃないけど、日本腰痛学会が非特異性腰痛、いわゆる慢性腰痛に画像所見との相関がない、というのが整形外科学会と論争になったとかいう噂があるとか
腰痛学会のメンバーや立ち上げの第一人者の菊池教授が福島県立医大という偏差値的にも下から数えた方が早い大学の先生だったからこそこういう研究が出来たんじゃないかと妄想してる。
実は菊池教授って医道の日本で腰痛学会立ち上げる前に腰痛の原因は器質s的異常じゃない的な記事書いてたんだよね。
俺はそれ読んでヘルニアでも鍼で確実に改善する可能性がある、と思った。その頃はちょうどレーザーでヘルニアの突出部を焼き切る治療が侵襲も少ないとかで
タクシーの座席の後ろの「腰痛でお困りの貴方へ」的なパンフレットとかもワンサカ出てた時代だったな。
ただ、一つ覚えてるのが、その当時の記事で「ギックリ腰がクセになるというのも根拠はないのですが、特定の患者さんで毎年酷いカゼを繰り返し引くように
毎年のようにギックリ腰のような酷い腰痛を繰り返す、というような患者さんはいらっしゃいます。
これがどのようなメカニズムなのか、本当に繰り返すものなのかこれから調べないと分かりませんが・・・デンデン」とかあって、あの後どうなったんだろー?とか気にはなってる。
まぁでも分かったとして、「あなたはギックリ腰を毎年のように繰り返すタイプですね」とか言っちゃうのはデメリットしかないし、まぁそれよりは手術と保存療法の比較研究の方が先かもね。
鍼灸院探しもあれだけど、最近の若い整形外科医なんかは慢性腰痛にSNRIが有効とか勉強してそういう薬物療法を適応してくれる病院もあるらしい。
今ググったらサインバルタの保険適応に慢性腰痛が追加されたらしいし、俺んとこはうつ病とかでサインバルタ服用してる患者さんはいたけど、腰痛での処方は居ないな。
古くは抗うつ剤のグループに入る薬だったけど、依存性とか無いし、むしろセロトニン・ノルアドレナリンなんかは慢性疼痛にもそれに関連するストレスにも関係するからある意味NSAIDsの長期連用よりマシだと思う。
最初は吐き気とかメマイとか副作用が先に出てから効果が遅れて出るとか言われるけど、まぁ腰痛で出される場合は少量から出されるだろうし。
慢性腰痛に関しては漢方よりもSNRI、SSRIとかのお薬と運動と鍼の併用がいいと思う。


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