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901:774ワット発電中さん
17/08/26 22:02:40.10 wAIC1833.net
>>825向けに整理
ACアダプタには、いわゆる「トランスタイプ」と「スイッチングレギュレータタイプ」があります。
代表的な特徴で話をします。例外はあります。細かいことは抜き。

図の上がトランスタイプ。下がSWレギュレータタイプ。
トランスタイプはトランスで変圧したあと整流して平滑しているだけ。
なので、
・電圧はトランスの巻き線比で決まってしまうのですが…
・元の100Vが変動したら出力も変動する
・出力電流が変動したら出力電圧が変動する
一方SWレギュレータタイプは、100Vをそのまま整流平滑してからスイッチング回路に入って、高い周波数でトランスを駆動します。
このスイッチングのやりかたで出力電圧を変えることができるのです。
実際には、出力付近に設けた電圧比較回路で、出力が上がった下がったを判定して、フォトカプラでスイッチング回路にフィードバックします。
そのため、電圧比較回路を弄ってやれば出力電圧の変更もある程度は可能です。(でもするべきじゃありません)
また、入力電圧や出力電流が変動しても電圧を一定に保ちます。
トランスは高い周波数で駆動する方が、同じパワーを伝えるのに小さくすることができます。
トランスタイプは50Hzまたは60Hzで駆動しますが、スイッチングレギュレータタイプはたいてい100kHz以上で駆動します。
そのため、同じだけのパワーのACアダプタを作った場合、スイッチングレギュレータタイプの方が小型軽量になります。
スイッチングレギュレータタイプの方がいいことずくめなようですが、スイッチングノイズが出るのが最大の欠点かも。
ラジオにはトランスタイプの方が安心です。


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