【英国に続いて米国でも】米ニュージャージー州でドローン目撃情報、主要空港が閉鎖の羽目に 広がるドローンの脅威 at NEWSPLUS
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米でドローン目撃情報、主要空港が閉鎖の羽目に
2019年01月23日
デイヴ・リー BBC北米テクノロジー担当記者
アメリカ・ニューヨーク郊外のニュージャージー州ニューアーク・リバティー国際空港の近くで22日、小型無人機(ドローン)2機の目撃情報が寄せられたことを受けて、滑走路が閉鎖された。
ドローンを目撃したパイロットが航空管制官に伝えたところによると、パイロットが操縦する航空機から9メートルの距離にまでドローンが接近してきた。
このパイロットがドローンを目撃したのはニューアーク国際空港近くにあるティーターボロ空港だったが、万が一に備えて、ニューアーク国際空港の滑走路が閉鎖された。
ニューアーク国際空港は、アメリカ国内で11番目に混み合う空港で、年間2000万人が搭乗に利用する。
昨年12月のクリスマスシーズンには、イギリス・ロンドン近郊のガトウィック空港でドローンの目撃情報が相次ぎ、3日間に渡り閉鎖に追い込まれたほか、今月初めにはヒースロー国際空港で出発便が一時中断されている。
米連邦航空局(FAA)の声明によると、22日午後5時頃、ニューアーク国際空港に着陸しようとしていた複数の航空機から2件の目撃情報が寄せられた。ドローン1機は、ニュージャージー州テターボロの上空約1066メートルを飛行していたという。
これにより、ニューアーク国際空港への到着便は一時中断されたが、その後ドローンの目撃情報がなかったことから、到着便は再開された。
ニューアーク国際空港を拠点とするユナイテッド航空は、「ニューアーク国際空港からの出発便については、到着便の処理が完了するまでは中断せざるを得ない。まもなく出発便も再開できる見通しだ」と話した。
また、「今のところ、我々の業務への影響は最小限にとどめられている。空港とアメリカ連邦航空局(FAA)と連携し、なるべく早期に通常業務に戻れるよう努める」とし、空の便への影響を長引かせない方針を明かした。
今回のニューアーク国際空港での騒動について、警察が捜査を進めている。
広がるドローンの脅威
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