【社会】ムクドリ フン害 住民 憤慨 奈良 at NEWSPLUS
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1:ごまカンパチ ★
17/11/15 23:44:48.09 CAP_USER9.net
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◇近鉄新大宮駅周辺
◇響く鳴き声 対策あれこれ20年
 奈良市の近鉄新大宮駅周辺で、夕方になると大群となって集まるムクドリの鳴き声やフン被害に、
自治体や住民が対応に苦慮している。
市や県などが対策を始めて約20年。撃退に向けてあの手この手で知恵を絞っているが、抜本的な解決には至っていない。
現状を探った。
■5000羽
 「ギャーギャー」。10月下旬の午後5時過ぎ。同駅上空をムクドリの群れが旋回し、鳴き声があちこちで響く。
電線や電柱に相次いで止まった。その数はピーク時で約5000羽。通勤客や高校生らが異様な光景をけげんな表情で見つめた。
近くに住む主婦宮崎敬子さん(56)は「鳥の鳴き声による騒音は何年も前からずっと続く。何とかならないものか」と嘆いた。
 夜間も過ごし、朝にはフンが歩道や郵便ポストに大量に残っている。
飲食店の男性店員(51)は「店の前がフンで汚され、臭いがひどい。毎朝の仕事は掃除からです」とうんざりした表情で話した。
市によると、5月下旬〜12月上旬に飛来し、寒くなるといなくなるという。
■イタチごっこ
 「野鳥は法律で保護対象のため、駆除できない。一時的に数を減らせても、ゼロにするのは難しい」。
市道路維持課の担当者は頭を抱える。
 県や市などによると、対策は1997年頃から始めた。県は天敵のハヤブサの鳴き声をスピーカーで流すなどした。
市も2010年、超音波を発する装置を使ったが、効果は一時的だった。
 電柱や電線を管理する関西電力は、今年7月頃から駅北側の電柱10か所に「ミミズク型鳥害防止具」(高さ約40センチ)
という器具を取り付けた。ムクドリの天敵であるミミズクが周囲を見渡しているような姿だが、奏功しなかった。
同社は「次第にムクドリが動かないミミズクに慣れてしまい、効果が薄れた」とする。
 新たに「くるくるバー」と呼ばれる樹脂製の器具も同時期に試験導入した。
ムクドリが電線に止まると、その重さで電線上の器具が回転し、とどまることができなくなる仕組みだ。
担当者は一定の効果はあるとするが、「今後も対策を検討していく」と話した。
■成功事例に学ぶ
 市街地に住む鳥の生態を研究する「都市鳥研究会」(埼玉県和光市)の川内博代表は
「無理に追い出すのではなく、共存を考え、被害を減らす方策を考えるべきではないか」と指摘する。
 一方、ムクドリの撃退に成功したケースもある。
長野市は、国際鳥類研究所代表理事で、信州大の中村浩志名誉教授(鳥類生態学)から指導を受けた。
その秘策は「天敵がいる危険な場所」と思わせることという。
 同市は、群れが飛来地点の安全を確かめながら空中を旋回する間のみ、ハヤブサなどの猛禽類の剥製を見せ、
鳴き声の音声を流した。
 同市環境政策課によると、現在も、小集団での飛来は確認されているが、減少した。
担当者は「地域住民が自主的に、ムクドリが止まる場所に向かってバケツをたたくなど、大きな音を立てて追い払ってもらっている。
切れ目なく続けていきたい」としている。
 中村名誉教授は、「ムクドリは市街地を天敵に狙われない安心な場所だと認識している。
本来いるはずの郊外に戻るよう、この習性を変えなければならない」と強調した。
<ムクドリ>
 1年中同じ地域に生息するスズメ目の留鳥。
体長25センチほどで、普段は郊外の林などに生息するが、夜間は天敵の寄りつかない市街地に集まる習性がある。
冬が近づくと繁殖、営巣地を求めて国内各地を渡る習性がある。


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