【産経主張】中国船サンゴ密漁 もうけに比べて罰金が安すぎる 日本は摘発を強め、誠意を見せない中国にさらに強い抗議を
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1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
14/11/05 14:01:08.08
★【主張】中国船サンゴ密漁 摘発強め断固たる抗議を
2014.11.5 05:05
小笠原諸島や伊豆諸島周辺の日本の領海および排他的経済水域(EEZ)に中国漁船が大挙して押し寄せ、
高値で取引される赤サンゴを密漁している。
日本の法令やEEZを定めた国連海洋法条約に明白に違反する行為だ。
中国政府は、自国の漁民の恥ずべき行為を直ちにやめさせなければならない。
押し寄せた多数の漁船に対する日本側の取り締まりが後手に回ったことも否めないが、見過ごしは許されない。
さらなるルール破りを封じるためにも断固とした摘発を求めたい。
中国外務省報道官は記者会見で、「違法行為に対する法の執行を引き続き強化してゆく」としつつも、
日本側に取り締まりを「理性的かつ抑制的」に行うよう要求した。
自国民が外国に迷惑をかけていることへの反省がないのは、あきれるばかりである。
密漁目的とみられる中国漁船は9月から目立ち始めたが、先月末からは200隻以上に激増した。
自国の港を出入りする漁船の取り締まりが不十分であるなど、中国政府が真剣に防止しよう
としているのか疑われる事態である。
菅義偉官房長官は、政府が中国側に遺憾の意を伝え、再発防止を強く求めていると説明したが、
誠意をみせない中国に対しては、より高いレベルで、いっそう強い抗議が必要だ。
最優先の課題は罰則の強化である。逮捕された密漁船の船長が釈放時に払う担保金(罰金)が密漁のもうけと
比べて低いことも、犯罪の抑止効果を減じている。金額引き上げや漁船押収なども含め、実効性ある対策が急務だ。
海上保安庁は取り締まり強化のため、大型巡視船や航空機を集中的に投入した。
しかし、息の長い警戒監視には、海保の増強や関係省庁の協力も不可欠である。
小笠原諸島は、中国海軍が進出をはかる第2列島線にあたる。中国漁船の予想外の急増は、
手薄になりがちな太平洋方面における日本の海上警備態勢を試す意図があると懸念する声も、政府・自民党内に出ている。
同諸島自体は世界自然遺産に指定されているが、周辺海域のサンゴも日本の貴重な自然である。
海洋の自然保護の観点からも、日本は関係国と協力して中国にルールの尊重を迫るべきだ。
URLリンク(www.sankei.com)
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