【国際】 風力、太陽光など再生エネルギーのコストは急速に下がってきた 火力、原子力の大規模発電よりも低いか、少なくとも伍する
at NEWSPLUS
1:擬古牛φ ★
14/04/17 16:56:11.63
★火力並みのコストとなった再エネ発電 米国の風力、太陽光が続々と到達
世界的には、再生エネルギーのコストは急速に下がってきており、
再エネは高いという常識は過去のものになりつつある。
今回は、大規模ウィンドファームやメガソーラーが相次いで運開している
米国の最新情勢を取り上げる。その低コストは衝撃的である。
●日本では「コスト高」扱いだが……
日本では、いまだに再エネはコストが高いという前提で議論が進んでいる。
公式に発電コストが見直されたのが2011年に開催されたコスト等検証委員会においてであり、同年12月に発表されている。
そのコスト水準が概ね固定価格買取制度(FIT)のコストの前提となっている。
買取り価格は発電原価に事業収益率(IRR)、系統への接続費用を乗せたものである。
コスト委員会の結果によると(2010年モデル)、kWh当たりで原子力8.9円(下限)、
石炭9.5円、LNG10.7円、陸上風力9.9〜17.3円、メガソーラ30.1〜45.8円となっている。
FIT条件は、太陽光が40円から32円へ低下したが、それ以外は基本的に同一水準であり、コスト委員会の試算が生きている。
ところが、海外では条件のいいところでは、驚くべき低水準の長期売買契約(PPA:Power Purchase Agreement)が実現している。
米国を例にkWh当たりの契約価格を見てみる。風力発電は、2.5セントを最低価格として、3セント程度の契約が続々と登場している。
太陽光も、25年間で7セントを切る契約が現れた。この水準だと、火力、原子力の大規模発電よりも低いか、少なくとも伍するのである。
減税措置を織り込んでいるため、実際は少し高くなるが、それでも低い。
●風力大国テキサス州は3セントが一般的
米国最大の風力開発量を誇るテキサスでは、kWh当たり3セント前後でのPPAが一般化しており、2.5セントを記録する事例もある。
連邦政府の発電量に応じた減税措置であるPTC(Product Tax Credit)の10年間2.2セントを考慮に入れても、当初10年で5セント前後の水準である。
契約全期間を勘案するとさらに低くなる。
大規模事業のスケールメリットに加えて、風況に恵まれていることがある。
設備利用率(キャパシティ・ファクター)は4〜5割にも達する。このコスト水準だと火力発電に対して十分競争力がある。
天然ガス火力の変動費は、シェールガス革命で歴史的低水準にあるなかで3セント程度、
これに設備関連コストの3セントを加えると、少なくとも新規投資ベースでは競争力がある。
逆に、テキサスや中西部では、火力発電建設を決断するのは勇気が要る。
日経ビジネスから抜粋 URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
レスを読む最新レス表示スレッドの検索類似スレ一覧話題のニュースおまかせリスト▼オプションを表示暇つぶし2ch
更新したて/10 KB
担当:undef