世界史に記されている ..
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455:、超常現象における心霊研究を扱うにあたって、、
08/09/14 07:45:57 0



ヨーロッパで銃撃戦や爆撃攻撃などによる殺戮が終わった第二次世界大戦最後の日、英国軍の
コールドストリーム守備隊にいた私の祖父は、ベルリンの近くで起きた小さな列車事故で亡くなった。
5年間にわたる残酷無比の戦いを生き延びたところで、人間の悪意によってではなく機械の
故障によって生涯を閉じたのである。

当時、祖父の母親つまり私の祖母は、高齢だったが、ヨークシャーに住んでいた。彼女は老齢の
ため暖炉のいすのそばを離れることはめったになかったが、事故の起きた朝、私の母が部
屋に入っていくと、散歩用のステッキの頭を握り締めて立ち上がった。「テディーが死んだ。
今、伴僧服を着ているのを見たよ」と、言った。

祖母の見た幻影は、母に考えられる限りでは、白い上着に赤いカソックの聖歌隊の服装を
してミサに出席した10歳ごろの祖父の姿だった。だが、祖父はなくなったとき、カーキ色の外
出用の軍服に士官用のつり革をつけて正装していた。2日後、英国陸軍省から電報が届き、
祖母が祖父の幽霊を見たちょうどそのときに、列車事故がおきていることがわかった。

このような話は、心霊研究家の雑誌ではありふれた記事で、危機を告げる幽姿出現という
分類名さえついている。しかし、それは黄泉の国から帰ってきた霊という意味の幽姿だろ
うか。死の瞬間に強い感情がこもっていた人の霊は、その霊に近しいきている人の意識に
もぼるというが、一般に言われている危機を告げる幽姿出現だが、本章で述べられている
ように、この理論には欠点がある。多くの場合見られた幻影は生きている人が強い幸福感
や安堵感や恐怖感を味わっている普段の姿である。証言されている戦時の危機を告げる幽
姿出現の多くは、結果的には生き残った人でも、その人が重傷などの重大な危機に陥った
瞬間に起こったことが後にわかっている。


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