柳田國男 ..
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168:天之御名無主
03/08/19 12:56
民俗学は、どうも馴染み難い。
お話としては楽しいし興味もあるのですが、結論として『柳田國男』という存在があって、
その業績の賛美か批判の、2論しか無い気がしますね。

柳田國男の業績は偉大だとは思いますが、現代の韓国に見られるような「外国に侵された民を見直そう」的な論調が目立つ気がしてなりません。
全国民的な方向性を持たせようとした事自体が間違っている気がします。

文化人類学でも同じ様な特徴がありますが『民族固有』な民俗学は、その度合いが強いのでは?

資料を集めるにしても、自説の否定的な要素を持つ資料の存在が皆無に近いというのは、資料としては疑念が残ります。
文化人類学の場合でも、探すほどに自説を肯定する資料の方が、少なくなって行く事が多々ありますから。

また「過去の資料」である事が、現在の調査で得られた意見を、全て否定していく傾向も見られます。
「より古い資料」は、「現代の思想を受け変容してしまった資料」よりも正しい、という考え方によって否定されます。

結局、柳田國男から抜けることの出来ない民俗学には、あまり研究としての魅力を感じません。


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